“日和”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひより82.1%
びより16.9%
ひなた0.5%
ひよ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“日和”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.8%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ジョン少年はかいあやつりドンドン小舟を進ませる。空は晴れ、海はぎ、大変長閑のどか日和ひよりである。
「いや何の。今日は日和ひよりもよし、所願の写経も終ったので、ふと思い立って来たまでのこと。かたい儀礼はやめてほしい」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さはやかな写生日和びよりの朝なぞにこのX—の紙面をつい開くと、芸術的な霊感とはおよそ反対な空気がムツと顔を突いて来る。
姉弟と新聞配達 (新字旧仮名) / 犬養健(著)
小春日和びよりの日などには、看護の人に手をひいてもらって、吾妻橋あずまばしまで歩いていったという便たよりなどが来た。
花を持てる女 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
野のかどに背を後ろに日和ひなたぼっこをして、ブンブン糸繰いとくぐるまをくっている猫背の婆さんもあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
一区切り仕事を片づけた禰宜様宮田は、珍しい日和ひよりにホッと重荷を下したような楽な心持になって、新道のちょうどカーブのかげに長々と横たわりながら、煙草をふかし始めた。
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)