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摺餌
ふりがな文庫
“摺餌”の読み方と例文
読み方
割合
すりえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すりえ
(逆引き)
生物を長く与えると色々な病気を起します。
鶯
(
うぐいす
)
を飼っても
摺餌
(
すりえ
)
を拵える位ですから鶏の餌を煮る位何でもありません。つまり慣れです。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
島方の三人は、
重湯
(
おもゆ
)
をとるやら
粥
(
かゆ
)
をつくるやら、その間に
藜
(
あかざ
)
の葉の
摺餌
(
すりえ
)
をこしらえ、藤九郎の卵を吸わせ、一日中、病人の介抱に忙殺された。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
あくる日一日は、
些
(
ち
)
と、ご
悩気
(
のうけ
)
と言った形で、
摺餌
(
すりえ
)
に
嘴
(
くちばし
)
のあとを、ほんの筋ほどつけたばかり。
但
(
ただ
)
し完全に
蘇生
(
よみがえ
)
った。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
摺餌(すりえ)の例文をもっと
(8作品)
見る
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
餌
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“摺”で始まる語句
摺
摺鉢
摺寄
摺違
摺物
摺足
摺剥
摺付
摺硝子
摺抜
“摺餌”のふりがなが多い著者
村井弦斎
柴田宵曲
吉川英治
久生十蘭
泉鏡花