トップ
>
重湯
ふりがな文庫
“重湯”の読み方と例文
読み方
割合
おもゆ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもゆ
(逆引き)
關取
(
せきとり
)
、ばんどり、おねばとり、と
拍子
(
ひやうし
)
にかゝつた
言
(
ことば
)
あり。
負
(
ま
)
けずまふは、
大雨
(
おほあめ
)
にて、
重湯
(
おもゆ
)
のやうに
腰
(
こし
)
が
立
(
た
)
たぬと
云
(
い
)
ふ
後言
(
しりうごと
)
なるべし。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
枕元の金盥には
重湯
(
おもゆ
)
とソップを水にひやしてあったが水は何度取り替えてもじきなまぬる湯の様になる。信光は母のすすめる重湯を嫌って
梟啼く
(新字新仮名)
/
杉田久女
(著)
島方の三人は、
重湯
(
おもゆ
)
をとるやら
粥
(
かゆ
)
をつくるやら、その間に
藜
(
あかざ
)
の葉の
摺餌
(
すりえ
)
をこしらえ、藤九郎の卵を吸わせ、一日中、病人の介抱に忙殺された。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
重湯(おもゆ)の例文をもっと
(15作品)
見る
“重湯”の解説
重湯(おもゆ)は、伝統的な流動食の一種で、多量の水分を加えてよく煮た薄い粥の上澄み液のことをいう。
(出典:Wikipedia)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“重”で始まる語句
重
重畳
重宝
重々
重量
重石
重荷
重立
重箱
重大
検索の候補
湯浅権守宗重
“重湯”のふりがなが多い著者
村井弦斎
加能作次郎
杉田久女
壺井栄
小山清
佐々木邦
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
有島武郎
夏目漱石