“重量”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもみ48.0%
めかた24.0%
おもさ8.0%
おもし6.0%
ぢうりやう4.0%
じゆうりよう4.0%
おもり2.0%
じゅうりょう2.0%
ぢゆうりやう2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで辞し度いは山々だったろうが、両人の仲悪きは天下にも不為(ふため)であるという秀吉の言には、重量(おもみ)が有って避けることが出来ぬ。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
大勢が手を揃えて其(その)綱を繰上(くりあ)げると、綱の端(はし)には尠(すくな)からず重量(めかた)を感じたので、不審ながら兎(と)も角(かく)も中途まで引揚(ひきあ)げると、松明(たいまつ)の火は漸(ようや)く達(とど)いた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
掘ざれば家の用路を塞ぎ人家を埋(うずめ)て人の出(いず)べき処もなく、力強家(ちからつよき)も幾万斤(きん)の雪の重量(おもさ)に推砕(おしくだかれ)んをおそるゝゆゑ、家として雪を掘ざるはなし。
雪 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
深沈たる高山の常、大風が吼(た)けって、瓦落瓦落(がらがら)いう、樺(かば)の皮屋根の重量(おもし)の石が吹き上げられて、一万尺も飛ぶかとおもうのに、小舎の中は空気までが寝入っている。
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
然(しか)し彼(かれ)は重量(ぢうりやう)ある唐鍬(たうぐは)を振(ふ)り翳(かざ)して一鍬(くは)毎(ごと)にぶつりと土(つち)をとつては後(うしろ)へそつと投(な)げつゝ進(すゝ)む。彼(かれ)は其(その)開墾(かいこん)の仕事(しごと)が上手(じやうず)で且(か)つ好(す)きである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
第一(だいゝち)墜落物(ついらくぶつ)も張壁(はりかべ)、煖爐用煙突(だんろようえんとつ)など、いづれも重量(じゆうりよう)の大(だい)なるものであるから、机(つくゑ)や椅子(いす)では支(さゝ)へることが困難(こんなん)である。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
もうもう五宿の女郎の、油、白粉(おしろい)、襟垢(えりあか)の香(におい)まで嗅いで嗅いで嗅ぎためて、ものの匂で重量(おもり)がついているのでございますもの、夢中だって気勢(けはい)が知れます。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
水面からそこへうつったのが極度(きょくど)の力であったろう。櫓(やぐら)の上を離(はな)れると、さすがに強い猛鷲(もうしゅう)も、むしろくわえている重量(じゅうりょう)に引かれこんでゆく形(かたち)。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其處(そこ)には假令(たとへ)重量(ぢゆうりやう)が加(くは)へられても、それは巧(たくみ)に疲(つか)れて眠(ねむ)い父母(ちゝはゝ)の耳(みゝ)を欺(あざむ)くのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)