トップ
>
重石
ふりがな文庫
“重石”の読み方と例文
読み方
割合
おもし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもし
(逆引き)
死体があがらないといった、けさのひと言が
重石
(
おもし
)
になり、そうして立っていても、ぼんやりと青年の追憶にふけっている瞬間がある。
あなたも私も
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
それに対したのが気軽そうな
宗匠振
(
そうじょうぶり
)
。
朽色
(
くちいろ
)
の麻の衣服に、
黒絽
(
くろろ
)
の
十徳
(
じっとく
)
を、これも脱いで、矢張飛ばぬ様に
瓢箪
(
ひょうたん
)
を
重石
(
おもし
)
に据えていた。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
行きあう人の顔も、見おぼえがなかった。まるで遠い国へきたような心細さが、みんなの胸の中にだんだん、
重石
(
おもし
)
のようにしずんでいく。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
重石(おもし)の例文をもっと
(39作品)
見る
“重石”の意味
《名詞》
タングステン酸塩鉱物の総称。
(出典:Wiktionary)
“重石(重し)”の解説
重し、重石(おもし、en: weight)とは、適度な質量を持った物体であって、その物体に働く重力(質量が及ぼす鉛直方向の力)を利用して使用するもののこと。
(出典:Wikipedia)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“重石”の関連語
文鎮
鎮子
漬物石
“重”で始まる語句
重
重畳
重宝
重々
重量
重荷
重立
重箱
重大
重陽
検索の候補
石塚重平
重注石刻
石塚重兵衛
“重石”のふりがなが多い著者
高見順
壺井栄
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
徳冨蘆花
久生十蘭
幸田露伴
江見水蔭
小山清
アントン・チェーホフ
小熊秀雄