“重荷”の読み方と例文
読み方割合
おもに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わしはきょうまでかくしていたことを話してしまおう。わしはひとりでこの重荷おもにを心に負うているのにもはやえきれなくなった。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
あゝ願はくは正義と慈悲速かに汝等の重荷おもにを取去り、汝等翼を動かして己が好むがまゝに身を上ぐるをえんことを 三七—三九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かかる人を父とした者は真に不憫ふびんなものであり、また父たるその人もゆるりとくつろぐ場所も時間もなく、さなきだに重荷おもにになう人生において
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)