“おもに”の漢字の書き方と例文
語句割合
重荷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一桶の重量十六貫とすれば、六桶も挽けば百貫からの重荷おもにだ。あまり重荷を挽くので、若者の内には眼を悪くする者もある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
がおとうさんおかあさんのとしごろになると、いへ生活せいかつが、よくてもあしくても、なんだか社會的しやかいてきくらしといふものが、重荷おもにかんじられてるものです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
それゆゑに重荷おもになど持たるは、たとへ武家たりとも一足ひとあし踏退ふみのきて(ふみのくべきあとはあり)道をゆづるが雪国のならひ也。