“一足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとあし83.0%
いっそく13.8%
いつそく2.1%
かたあし1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と低い四目垣(よつめがき)へ一足(ひとあし)寄ると、ゆっくりと腰をのして、背後(うしろ)へよいとこさと反(そ)るように伸びた。親仁(おやじ)との間は、隔てる草も別になかった。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一足(いっそく)の飛行靴(とびぐつ)とあの人は言ったよ! もし彼がうっかりそんなものを履(は)こうものなら、彼の踵(かかと)がぽいと頭よりも高く飛び上ってしまうだろうに。
蝋燭をかざして根太板(ねだいた)の落ちた土間(どま)を見下すと、竹の皮の草履が一足(いつそく)あるので、其れを穿(は)いて、竹の葉を避(よ)けて前に進むと、蜘蛛の巣が顔に引掛る。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
たとへば舞をまふ女の、その二の蹠(あしうら)を地にまた互ひに寄せてすゝみ、ほとんど一足(かたあし)を一足の先に置かざるごとく 五二—五四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)