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いっそく
ふりがな文庫
“いっそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一足
40.6%
逸足
31.3%
一束
18.8%
一百
3.1%
一則
3.1%
百両
3.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一足
(逆引き)
そこにはがいとうと、つえと、かさと、くつの上にはうわおいぐつが
一足
(
いっそく
)
置いてありました。みるとふたりの婦人が
卓
(
つくえ
)
のまえにすわっていました。
幸福のうわおいぐつ
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
いっそく(一足)の例文をもっと
(13作品)
見る
逸足
(逆引き)
政子の印象もよかったし、駒を馴らしてみると、案外な
逸足
(
いっそく
)
なので、頼朝は厩の物音を聞くと
夜半
(
よなか
)
でも、
紙燭
(
ししょく
)
をかかげて
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっそく(逸足)の例文をもっと
(10作品)
見る
一束
(逆引き)
彼はこの言葉で
狼狽
(
あわ
)
てながらも、懐中から先刻貰ったプログラムと真新らしいハンカチとを
一束
(
いっそく
)
たに
掴
(
つか
)
み出した。
あめんちあ
(新字新仮名)
/
富ノ沢麟太郎
(著)
いっそく(一束)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
一百
(逆引き)
この間おいでになりました時などは、お二人で鷭が、
一百
(
いっそく
)
二三十も取れましてね、猟袋に一杯、七つも持ってお帰りになりましたんですよ。
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
生命
(
いのち
)
の親とも思う恩人です。その大恩のある鷭の一類が、夫も妻も娘も
忰
(
せがれ
)
も、貸座敷の亭主と幇間の鉄砲を
食
(
くら
)
って、
一時
(
いっとき
)
に、
一百
(
いっそく
)
二三十ずつ、袋へ七つも詰込まれるんでは
遣切
(
やりき
)
れない。
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いっそく(一百)の例文をもっと
(1作品)
見る
一則
(逆引き)
亡
(
な
)
くなられた
洪川和尚
(
こうせんおしょう
)
などは、もと儒教をやられて、中年からの修業でございましたが、僧になってから三年の間と云うものまるで
一則
(
いっそく
)
も通らなかったです。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いっそく(一則)の例文をもっと
(1作品)
見る
百両
(逆引き)
「そうだろう。添役で
百両
(
いっそく
)
なら、本役の当家は、やっぱり、五百という見当だ。そこを、扇箱
一個
(
ひとつ
)
なんて、間抜けめ! 吉良のやつ、今ごろかんかんだぞ。」
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
いっそく(百両)の例文をもっと
(1作品)
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