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一束
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いっそく
ふりがな文庫
“
一束
(
いっそく
)” の例文
鶴
(
つる
)
の
本白
(
もとじろ
)
羽と
鴻
(
こう
)
の羽とを合わせてはいだ矢で、長さは
十三束三伏
(
じゅうさんぞくみつぶせ
)
、
沓巻
(
くつまき
)
から
一束
(
いっそく
)
ほど置いたところに、和田小太郎平義盛と
漆
(
うるし
)
で書いてあるのだった。
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
彼はこの言葉で
狼狽
(
あわ
)
てながらも、懐中から先刻貰ったプログラムと真新らしいハンカチとを
一束
(
いっそく
)
たに
掴
(
つか
)
み出した。
あめんちあ
(新字新仮名)
/
富ノ沢麟太郎
(著)
それも演義本にのみよらず、他の諸書をも
考合
(
こうごう
)
して、より史実的な「
孔明遺事
(
こうめいいじ
)
」ともいうべき逸話や後世の論評などを
一束
(
いっそく
)
しておくのも決して無意義ではなかろう。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
チョン、チョンチョンと
一束
(
いっそく
)
にとび、しきりに粟を拾って居る。私は仄かな悦びを覚えた。けれども、その様子を見守って居るうちに、私はそぞろ物哀れを覚えて来た。
餌
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「解ったよ八。お前は、金を隠していない場所に、危ない仕掛けをしたのがおかしいって言うつもりだろう。その通りさ、この穴の中に千両箱が
一束
(
いっそく
)
もあった日にゃ、物事が素直に運びすぎるよ」
銭形平次捕物控:110 十万両の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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二十枚を「一っぱ」、十ぱを「
一束
(
いっそく
)
」と呼ぶ。
樺細工の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥