“考合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんがえあわ50.0%
こうごう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去ればとて犬の返事に詰りたる所と云い猶お其外の細かき様子など考合かんがえあわせば余も目科もおおいに疑いあり、手は自ら下さぬにせよ、目科の細君が言し如く此犯罪の発起人なるやも知れず
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
それも演義本にのみよらず、他の諸書をも考合こうごうして、より史実的な「孔明遺事こうめいいじ」ともいうべき逸話や後世の論評などを一束いっそくしておくのも決して無意義ではなかろう。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)