“鶴”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つる78.8%
たづ6.7%
づる4.8%
かく1.9%
たず1.9%
つう1.9%
タヅ1.9%
チル1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鶴”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 詩歌(児童)3.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
最も滑稽こっけいな例をあげるとフィンランド語ではつるが haikara であり、おおかみが susi である。
あひるさんは鳥は鳥でも羽が短いのでとぶことが出来ません。あひるさんの近所に、つるさんがゐました。二人はお友達でした。
あひるさん と つるさん (新字旧仮名) / 村山籌子(著)
桜田さくらだたづきわたる年魚市潟あゆちがた潮干しほひにけらしたづきわたる 〔巻三・二七一〕 高市黒人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「夕なぎにあさりするたづ潮満てば沖浪おきなみ高み己妻おのづまばふ」(同・一一六五)というのもあり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
風のない日は縁側の日向ひなたへ出て来て、紙の折りづるをいくつとなくこしらえてみたり、秘蔵の人形の着物を縫うてやったり、曇った寒い日は床の中で「黒髪」をひくくらいになった。
どんぐり (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
愛宕あたご下町は千羽づるに塩みの引き物、四谷大木戸は鹿島かしま明神の大鯰おおなまずで、弓町は大弓、鍛冶町かじちょうは大太刀たちといったような取り合わせでしたが
鈍骨武士のなかに置いたら群鶏ぐんけいかくともいえるほど目立つ侍だろうが、それゆえに
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに、卯木と元成との、一ついの姿は、この庶民の沼底をすくッたような阿弥村では、鶏群中けいぐんちゅうの一かくみたいに、余りに人目立ってもいた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これやこの、知るも知らぬも逢坂の、行きかう人は近江路おうみじや、夜をうねの野に啼くたずも、子を思うかと哀なり。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
高島の神島山を見に来れば磯まの浦にたずさはに鳴く
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
つうちゃんも、可哀そうなことをしましたね」こういう言葉が其処そこにも是処ここにも交換とりかわされた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
つうちゃん、御友達のところへ遊びに行ってらッしゃい」お俊はひとりで気をんだ。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
桜田へタヅなき渡る。愛知潟アユチガタ汐干にけらし。鶴なき渡る(黒人――万葉巻三)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
翁さび、人な咎めそ。狩衣、今日ばかりとぞ タヅも鳴くなる
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「……お前イヤー、……チル……」娘は背凭せを跨いでどすんと椅子のなかへ落ちこむと、おかしな節をつけて唄った。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
私達は階上の大きな座敷に請ぜられると、○君舊知の妓チルさんが出て來て泡盛の杯を酌み、蜜柑等をむいて呉れる。
沖縄の旅 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)