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鶴
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づる
ふりがな文庫
“
鶴
(
づる
)” の例文
御領地は盛岡で十萬石、南部大膳大夫樣は
向
(
むか
)
ひ
鶴
(
づる
)
の紋ぢや御座いませんか、その上お下屋敷は麻布南部坂で、召使女中には御自慢で京女を
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
小豆色
(
あずきいろ
)
した地のごりごりした小浜の
振袖
(
ふりそで
)
に、金糸銀糸で千羽
鶴
(
づる
)
を刺繍してある帯をしめた彼女と、兄夫婦に妹も加わって、写真を取ったことがあった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
どんぐりのすきな事も折り
鶴
(
づる
)
のじょうずな事も、なんにも遺伝してさしつかえはないが、始めと終わりの悲惨であった母の運命だけは、この子に繰り返させたくないものだと
どんぐり
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
笠鉾の上には
金無垢
(
きんむく
)
の
烏帽子
(
えぼし
)
を着用いたしました
女夫猿
(
めおとざる
)
をあしらい、赤坂今井町は
山姥
(
やまうば
)
に
坂田金時
(
さかたのきんとき
)
、芝
愛宕
(
あたご
)
下町は千羽
鶴
(
づる
)
に塩
汲
(
く
)
みの引き物、四谷大木戸は
鹿島
(
かしま
)
明神の
大鯰
(
おおなまず
)
で、弓町は大弓
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
雛鶏
(
ひよっこ
)
の
翼
(
はね
)
、役目重大な駅長のような帽子。ひっきりなしに肩を
聳
(
そび
)
やかしている
鸛
(
こうづる
)
(しまいに、その
科
(
しぐさ
)
はなんの意味もないことがわかる)。みすぼらしいモーニングを着た、寒がりのアフリカ
鶴
(
づる
)
。
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
▼ もっと見る
風のない日は縁側の
日向
(
ひなた
)
へ出て来て、紙の折り
鶴
(
づる
)
をいくつとなくこしらえてみたり、秘蔵の人形の着物を縫うてやったり、曇った寒い日は床の中で「黒髪」をひくくらいになった。
どんぐり
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“鶴(ツル)”の解説
ツル(鶴)は、ツル目ツル科(ツルか、Gruidae)に分類される鳥の総称。
(出典:Wikipedia)
鶴
常用漢字
中学
部首:⿃
21画
“鶴”を含む語句
田鶴
舞鶴
白鶴
群鶴
紅鶴
病鶴
西鶴
鶴首
千鶴
鳴鶴
鶴氅
鶴岡
折鶴
杜荀鶴
千鶴子
景鶴
鶴舞
井原西鶴
玄鶴
鶴吉
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