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鶴首
ふりがな文庫
“鶴首”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かくしゅ
66.7%
つるくび
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくしゅ
(逆引き)
「ご縁談の儀は、いかがでしょうか。一家君臣をあげて、この良縁の
吉左右
(
きっそう
)
を、
鶴首
(
かくしゅ
)
しておるものですから」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一日も早くあすこから『この土手に登るべからず』という時代遅れの制札が取除かれ、自由に愉快に
逍遙
(
しょうよう
)
漫歩
(
まんぽ
)
を楽しみ得るの日の来らんことを
鶴首
(
かくしゅ
)
している次第である。
早稲田神楽坂
(新字新仮名)
/
加能作次郎
(著)
鶴首(かくしゅ)の例文をもっと
(6作品)
見る
つるくび
(逆引き)
午後の二時ごろには、彼らのテーブルには
空壜
(
あきびん
)
がいっぱい並んでいた。二本の
蝋燭
(
ろうそく
)
が、一本は全部緑色の銅の燭台に、一本は欠けた壜の
鶴首
(
つるくび
)
にささっていた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
初めて、人々の眼は、
筵
(
むしろ
)
の中央にある一脚の経机にそそがれた。小さい
鶴首
(
つるくび
)
の銅花瓶に、一枝の黄な野菊が挿してあった。それが単なる意味の菊でないことに漸く気がついたのである。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鶴首(つるくび)の例文をもっと
(3作品)
見る
鶴
常用漢字
中学
部首:⿃
21画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“鶴首”の関連語
華瓶
“鶴”で始まる語句
鶴
鶴嘴
鶴翼
鶴見
鶴岡
鶴氅
鶴亀
鶴唳
鶴吉
鶴松
“鶴首”のふりがなが多い著者
中村清太郎
加能作次郎
ヴィクトル・ユゴー
吉川英治
太宰治