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鶴首
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かくしゅ
ふりがな文庫
“
鶴首
(
かくしゅ
)” の例文
「ご縁談の儀は、いかがでしょうか。一家君臣をあげて、この良縁の
吉左右
(
きっそう
)
を、
鶴首
(
かくしゅ
)
しておるものですから」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一日も早くあすこから『この土手に登るべからず』という時代遅れの制札が取除かれ、自由に愉快に
逍遙
(
しょうよう
)
漫歩
(
まんぽ
)
を楽しみ得るの日の来らんことを
鶴首
(
かくしゅ
)
している次第である。
早稲田神楽坂
(新字新仮名)
/
加能作次郎
(著)
サラバ、サラバ、
鶴首
(
かくしゅ
)
。待て! あくびをした奴がある。しかも見よ。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
それらの
後顧
(
こうこ
)
には、さらさら、ご
懸念
(
けねん
)
なく、
瀬戸内
(
せとうち
)
、山陽、山陰の軍路に
大捷
(
たいしょう
)
をおさめられて、やがて
曠
(
は
)
れの都入りの日を、
鶴首
(
かくしゅ
)
、お待ち申しあげております……とも、手紙の末尾には
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
などと早打して、その
旗幟
(
きし
)
へ
鶴首
(
かくしゅ
)
していたものだった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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鶴首
(
かくしゅ
)
して待て。その日は決して遠いさきのことではない
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鶴
常用漢字
中学
部首:⿃
21画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“鶴”で始まる語句
鶴
鶴嘴
鶴翼
鶴見
鶴岡
鶴氅
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鶴唳
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鶴松