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後顧
ふりがな文庫
“後顧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうこ
92.0%
うしろぐら
4.0%
うしろみ
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうこ
(逆引き)
オレたちがお前たちの仲間に入っておれば、お前らも
後顧
(
こうこ
)
の
憂
(
うれい
)
なしというわけだ。八十吉君も竹造君も彼らと一しょに飲もうじゃないか。
明治開化 安吾捕物:07 その六 血を見る真珠
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
後顧(こうこ)の例文をもっと
(23作品)
見る
うしろぐら
(逆引き)
予も何となく
後顧
(
うしろぐら
)
き心地して、人もや見んと
危
(
あやぶ
)
みつつ今一息と
踏張
(
ふんば
)
る機会に、提灯の火を
揺消
(
ゆりけ
)
したり。
黒白
(
こくびゃく
)
も分かぬ闇夜となりぬ。予は茫然として自失したりき。時に遠く一点の
火光
(
あかり
)
を認めつ。
黒壁
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
後顧(うしろぐら)の例文をもっと
(1作品)
見る
うしろみ
(逆引き)
あはれなる事に書き続けたまひたる末、かくも母が年頃の瘠我慢、我に
後顧
(
うしろみ
)
の
患
(
うれ
)
ひあらせじとて、さまざまなる融通にその場を凌ぎたまひし結果。
葛のうら葉
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
後顧(うしろみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
顧
常用漢字
中学
部首:⾴
21画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後顧”のふりがなが多い著者
吉川英治
清水紫琴
新渡戸稲造
中里介山
高浜虚子
林不忘
和辻哲郎
神西清
長谷川時雨
菊池寛