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踏張
ふりがな文庫
“踏張”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふんば
95.8%
ふんばり
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんば
(逆引き)
腰に下げた
手拭
(
てぬぐい
)
をとって、海水帽の上から
確
(
しか
)
と
頬被
(
ほおかむり
)
をした。而して最早大分
硬
(
こわ
)
ばって来た
脛
(
すね
)
を
踏張
(
ふんば
)
って、急速に歩み出した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
やがて、甲羅を、残らず藻の上へ水から離して
踏張
(
ふんば
)
った。が、力足らず、乗出した
勢
(
いきおい
)
が余って、取外ずすと、ずんと沈む。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
踏張(ふんば)の例文をもっと
(23作品)
見る
ふんばり
(逆引き)
揚句
(
あげく
)
の
果
(
はて
)
は
踏張
(
ふんばり
)
の
栓
(
せん
)
が一度にどっと抜けて、
堪忍
(
かんにん
)
の陣立が
総崩
(
そうくず
)
れとなった。その晩にとうとう生家を飛び出してしまったのである。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
踏張(ふんばり)の例文をもっと
(1作品)
見る
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“踏”で始まる語句
踏
踏込
踏臺
踏切
踏襲
踏台
踏石
踏留
踏掛
踏止
検索の候補
一踏張
“踏張”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
杉山萠円
徳冨蘆花
パウル・トーマス・マン
泉鏡花
夏目漱石
泉鏡太郎
水上滝太郎
山村暮鳥
三遊亭円朝