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踏留
ふりがな文庫
“踏留”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふみと
33.3%
ふみとど
26.7%
ふみとま
13.3%
ふみとゞま
13.3%
ふみとどま
6.7%
ふみとゞ
6.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふみと
(逆引き)
「はい、」と柳の下で、
洗髪
(
あらいがみ
)
のお品は、手足の
真黒
(
まっくろ
)
な配達夫が、
突当
(
つきあた
)
るように目の前に
踏留
(
ふみと
)
まって
棒立
(
ぼうだち
)
になって
喚
(
わめ
)
いたのに、驚いた顔をした。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
踏留(ふみと)の例文をもっと
(5作品)
見る
ふみとど
(逆引き)
こうひしひしと
寄着
(
よッつ
)
かれちゃ、弱いものには我慢が出来ない。
淵
(
ふち
)
に臨んで、
崕
(
がけ
)
の上に
瞰下
(
みお
)
ろして
踏留
(
ふみとど
)
まる
胆玉
(
きもだま
)
のないものは、いっその思い、
真逆
(
まっさかさま
)
に飛込みます。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
踏留(ふみとど)の例文をもっと
(4作品)
見る
ふみとま
(逆引き)
芸術はそこに
踏留
(
ふみとま
)
つてゐるものではなくて、その一歩先の、主客合一、乃至主客即不即の境まで入つて行かなければならないものではないか。
自他の融合
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
踏留(ふみとま)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ふみとゞま
(逆引き)
後に警察長は予審判事の頼みに従いて
踏留
(
ふみとゞま
)
りは留りしかど最早夕飯の時刻なれば、成る可く引上げを早くせんと思いし如くそろ/\
室中
(
しつちゅう
)
の
抽斗
(
ひきだし
)
及び押入等に封印を施し初めぬ。
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
踏留(ふみとゞま)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふみとどま
(逆引き)
不思議にも無難に
踏留
(
ふみとどま
)
りし車夫は、この
麁忽
(
そこつ
)
に気を奪れて立ちたりしが、面倒なる相手と見たりけん、そのまま
轅
(
かぢ
)
を回して逃れんとするを、俥の上なる
黒綾
(
くろあや
)
の
吾妻
(
あづま
)
コオト着て
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
踏留(ふみとどま)の例文をもっと
(1作品)
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ふみとゞ
(逆引き)
「一年前にフラリとやつて來て、それから客分とも用心棒ともなく、此處に
踏留
(
ふみとゞ
)
まつてしまひました」
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
踏留(ふみとゞ)の例文をもっと
(1作品)
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踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
“踏”で始まる語句
踏
踏込
踏張
踏臺
踏切
踏襲
踏台
踏石
踏掛
踏止
“踏留”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
黒岩涙香
泉鏡花
斎藤茂吉
泉鏡太郎
島崎藤村
田山録弥
田山花袋
野村胡堂