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轅
ふりがな文庫
“轅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ながえ
79.4%
かじ
8.8%
かぢ
7.4%
え
1.5%
かぢぼう
1.5%
エン
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながえ
(逆引き)
所名
(
ところな
)
の
辻占
(
つじうら
)
も悪い。一条戻り橋まで来たときだった。
供奉
(
ぐぶ
)
の面々は急に
轅
(
ながえ
)
を抑えて立ちどまった。いや
遮
(
しゃ
)
二
無
(
む
)
二、み車を
回
(
まわ
)
し初めた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
轅(ながえ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かじ
(逆引き)
唯
(
たつた
)
一輛残つてゐた俥の持主は五年前に死んで曳く人なく、
轅
(
かじ
)
の折れた其俥は、遂この頃まで
其家
(
そこ
)
の裏井戸の
側
(
わき
)
で見懸けられたものだ。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
轅(かじ)の例文をもっと
(6作品)
見る
かぢ
(逆引き)
いかにしたるか車夫はぴつたりと
轅
(
かぢ
)
を止めて、誠に申かねましたが私はこれで御免を願ひます、代は入りませぬからお下りなすつてと
突然
(
だしぬけ
)
にいはれて
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
轅(かぢ)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
え
(逆引き)
城の縄張りをした
体
(
てい
)
に、車の
轅
(
え
)
の中へ、きちんと入って、腰は
床几
(
しょうぎ
)
に落したのである。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
轅(え)の例文をもっと
(1作品)
見る
かぢぼう
(逆引き)
此車の
轅
(
かぢぼう
)
の下ろされる処は、言はずもがなで、東京の今の紳士といはれる仲間の十の七八は皆な斯んなことを以て得意として居るのです。
夜の赤坂
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
轅(かぢぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
エン
(逆引き)
曲
(
マガ
)
レルハ牛ノ
頭
(
カシラ
)
トシ、
双
(
ソウ
)
ナルハ牛ノ脚トシ、横ナルハ牛ノ
頸
(
クビ
)
トシ、転ズルハ牛ノ背トシ、
方
(
ホウ
)
ナルハ牛ノ腹トシ、立テルハ牛ノ
角
(
ツノ
)
トシ、
鞅
(
オウ
)
(胸ノ綱)
鞦
(
シュウ
)
(尾ノ綱)備ワリ、軸、双、
轅
(
エン
)
(ながえ)ヲ仰グ。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
轅(エン)の例文をもっと
(1作品)
見る
轅
漢検1級
部首:⾞
17画
“轅”を含む語句
轅棒
轅門
轅門斬子
御轅
蒔絵轅
轅台
轅固生
轅越
轅馬
“轅”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
アリギエリ・ダンテ
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
木下尚江
吉川英治
淡島寒月
樋口一葉
ニコライ・ゴーゴリ
石川啄木
梅崎春生