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かぢぼう
ふりがな文庫
“かぢぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
轅棒
43.5%
梶棒
34.8%
楫棒
17.4%
轅
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
轅棒
(逆引き)
軒の低い呉服屋や荒物屋などの竝んだ商家の通りを過ぎて俥が棧橋の手前の切符賣場にやつと
轅棒
(
かぢぼう
)
を下すと、ぽうと笛を吹いて汽船の姿が近くの水の上に見えた。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
かぢぼう(轅棒)の例文をもっと
(10作品)
見る
梶棒
(逆引き)
車上
(
しやじやう
)
の
人
(
ひと
)
は
目早
(
めばや
)
く
認
(
みと
)
めて、オヽ
此處
(
こゝ
)
なり
此處
(
こゝ
)
へ
一寸
(
ちよつと
)
と
俄
(
にはか
)
の
指圖
(
さしづ
)
に
一聲
(
いつせい
)
勇
(
いさ
)
ましく
引入
(
ひきい
)
れる
車
(
くるま
)
門口
(
かどぐち
)
に
下
(
お
)
ろす
梶棒
(
かぢぼう
)
と
共
(
とも
)
にホツト
一息
(
ひといき
)
内
(
うち
)
には
女共
(
をんなども
)
が
口々
(
くち/″\
)
に
入
(
い
)
らつしやいまし。
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
かぢぼう(梶棒)の例文をもっと
(8作品)
見る
楫棒
(逆引き)
何
(
なに
)
も
稼業
(
かげふ
)
なら
可
(
い
)
いではないか、
天秤棒
(
てんびんぼう
)
を
擔
(
かつ
)
いだつて
楫棒
(
かぢぼう
)
を
握
(
にぎ
)
つたつて、
誰
(
だれ
)
に、
何
(
なに
)
が
極
(
きま
)
りが
惡
(
わる
)
いね。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かぢぼう(楫棒)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
轅
(逆引き)
此車の
轅
(
かぢぼう
)
の下ろされる処は、言はずもがなで、東京の今の紳士といはれる仲間の十の七八は皆な斯んなことを以て得意として居るのです。
夜の赤坂
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
かぢぼう(轅)の例文をもっと
(1作品)
見る
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