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梶棒
ふりがな文庫
“梶棒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かじぼう
85.2%
かぢぼう
14.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かじぼう
(逆引き)
洋車が二台、
梶棒
(
かじぼう
)
の根もとのランプを都合四つ明るくきらめかせながら、静かに馬車廻しの植込みをまはつて出て行くところだつた。
夜の鳥
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
新吉が胸をワクワクさせている間に、五台の腕車が、店先で
梶棒
(
かじぼう
)
を
卸
(
おろ
)
した。真先に飛び降りたのは、足の先ばかり白い和泉屋であった。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
梶棒(かじぼう)の例文をもっと
(46作品)
見る
かぢぼう
(逆引き)
車夫は
梶棒
(
かぢぼう
)
を下した後で、そここゝに
灯
(
ひ
)
の
泄
(
も
)
れた家を指して見せて、病院通ひの患者が住むことを夫人に話した。
灯火
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
車上
(
しやじやう
)
の
人
(
ひと
)
は
目早
(
めばや
)
く
認
(
みと
)
めて、オヽ
此處
(
こゝ
)
なり
此處
(
こゝ
)
へ
一寸
(
ちよつと
)
と
俄
(
にはか
)
の
指圖
(
さしづ
)
に
一聲
(
いつせい
)
勇
(
いさ
)
ましく
引入
(
ひきい
)
れる
車
(
くるま
)
門口
(
かどぐち
)
に
下
(
お
)
ろす
梶棒
(
かぢぼう
)
と
共
(
とも
)
にホツト
一息
(
ひといき
)
内
(
うち
)
には
女共
(
をんなども
)
が
口々
(
くち/″\
)
に
入
(
い
)
らつしやいまし。
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
梶棒(かぢぼう)の例文をもっと
(8作品)
見る
梶
漢検準1級
部首:⽊
11画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“梶”で始まる語句
梶
梶原
梶川
梶原景季
梶平
梶井
梶取
梶王
梶女
梶派
“梶棒”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
徳冨蘆花
夏目漱石
徳田秋声
井上円了
魯迅
内田魯庵
高浜虚子
有島武郎
島崎藤村