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泄
ふりがな文庫
“泄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
も
50.0%
もら
22.7%
ざら
11.4%
さら
9.1%
もれ
2.3%
たた
2.3%
ま
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も
(逆引き)
思わず岸本は支那留学生に事寄せて、国を出る時には想像もつかなかったような苦い経験を、日頃の忍耐と憤慨とを
泄
(
も
)
らそうとした。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
泄(も)の例文をもっと
(22作品)
見る
もら
(逆引き)
未
(
いま
)
だ
必
(
かなら
)
ずしも
(六四)
其身
(
そのみ
)
之
(
これ
)
を
泄
(
もら
)
さざるも、
而
(
しか
)
も((説者ノ))
語
(
ご
)
((適〻))
其
(
そ
)
の
匿
(
かく
)
す
所
(
ところ
)
の
事
(
こと
)
に
及
(
およ
)
ばんに、
是
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
き
者
(
もの
)
は
身
(
み
)
危
(
あやふ
)
し。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
泄(もら)の例文をもっと
(10作品)
見る
ざら
(逆引き)
その上で……如何にも吾輩が最初から計画してやった仕事に相違ない……という事にして、洗い
泄
(
ざら
)
い泥水を吐き出しましょうかね。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
泄(ざら)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
さら
(逆引き)
その落いた
魚屋
(
やつ
)
の襟印を見て帳面に『一円五十銭……茂兵衛』とか何とか私共一流の走書きに附込んだ
魚
(
やつ
)
を
泄
(
さら
)
うように引っ担いで走り出て行きます。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
泄(さら)の例文をもっと
(4作品)
見る
もれ
(逆引き)
奪取
(
うばひとり
)
江戸へ名乘出んとは思しが
師匠
(
ししやう
)
感應院
(
かんおうゐん
)
の口より
泄
(
もれ
)
んも計りがたければ師匠は我十三歳の時に
毒殺
(
どくさつ
)
したり尚も
幼顏
(
をさながほ
)
を
亡
(
なく
)
さん爲に九州へ下り熊本にて年月を經り大望を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
泄(もれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たた
(逆引き)
筆者は、その「風邪」なるものの意味がわからないので大いに泣いて駄々を
捏
(
こ
)
ねたらしく、間もなく
許可
(
ゆる
)
されて
跣足
(
はだし
)
で庭に降りると、雨垂れ
落
(
おち
)
の水を足で
泄
(
たた
)
えたり
蟇
(
ひき
)
を蹴飛ばしたりして大いに喜んだ。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
泄(たた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ま
(逆引き)
わが歌は腹の
醜物
(
しこもの
)
朝
(
あさ
)
泄
(
ま
)
ると
厠
(
かはや
)
の窓の下に詠む歌
和歌でない歌
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
泄(ま)の例文をもっと
(1作品)
見る
泄
漢検1級
部首:⽔
8画
“泄”を含む語句
漏泄
排泄
排泄物
排泄作用
引泄
排泄濠
泄冶
泄瀉
浚泄船
見泄
“泄”のふりがなが多い著者
島崎藤村
杉山萠円
司馬遷
嘉村礒多
山路愛山
夢野久作
作者不詳
中島敦
斎藤茂吉
幸田露伴