“もら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モラ
語句割合
75.6%
15.1%
4.9%
2.6%
1.0%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は井筒屋の風呂っていたが、雨が降ったり、あまり涼しかったりする日はたないので、自然近処の銭湯に行くことになった。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
疲れた人のような五月の空は、時々に薄く眼をあいて夏らしい光をかにすかと思うと、またすぐにむそうにどんよりと暗くなる。
磯部の若葉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「男も、女も、どんなつまらない事でも聞きしちやならねえ。七平と懇意なのや、七平に怨や恩のあるのは、とりわけ大事だよ」
「はは、さやうで。手前は五年ほど掛違うて間とは会ひませんので、どうか去年あたり嫁をうたと聞きましたが、如何いたしましたな」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
る事は持前なれども表へ出ては口のる大屋に非ずに寄たら當人へしてすも知れざれば彦兵衞殿の家主八右衞門殿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
食っていけるからそれが方々で銭をった報恩になるとはいわれまい。私は馬方こそするが、まだ乞食はしたくない。もとよりお志は受けたいのは山々だ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
大勢の前で平三の弱点など大袈裟に言ひ触らした。平三は十歳頃までは時々寝小便をすことがあつたが
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
て何らの修飾をも調理をも出来得るかぎりの人為的技巧を加味せざる(少くとも表示せざる)天然野生の粗暴が陶器漆器などの食器にれている料理の真中に出しゃばって
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
おまへの心は天地の声を、聞きすこともなかつたゆゑに。
お前のく唯継だつて、より所望でお前をふのだから、当座は随分愛しも為るだらうが、それが長く続くものか、が有るから好きな真似も出来る、に気が移つて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
顔色土のごとく恐怖せる洋妾を励まして、直ちにらしめたる金貨百円を、三郎の前に差出せば、三郎はを検してこれを納め、時計を返附して応接室を立出で、待構えたる従者を呼べば
金時計 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)