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洋妾
ふりがな文庫
“洋妾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ラシャメン
34.8%
らしゃめん
34.8%
らしやめん
17.4%
ラシヤメン
8.7%
やうせふ
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ラシャメン
(逆引き)
応接室にては三郎へいげんと
卓子
(
テエブル
)
を隔てて相対し、談判今や正に
闌
(
たけなわ
)
なり。
洋妾
(
ラシャメン
)
も
傍
(
かたえ
)
に侍したり。
渠
(
かれ
)
は得々としてへいげんの英語を通弁す。
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
洋妾(ラシャメン)の例文をもっと
(8作品)
見る
らしゃめん
(逆引き)
この界隈では、すこし綺麗な女のひとだと思うと、たいがいが
洋妾
(
らしゃめん
)
と呼ばれる婦人か、異人館に雇われているアマさん(家政婦)だった。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
洋妾(らしゃめん)の例文をもっと
(8作品)
見る
らしやめん
(逆引き)
あの
洋妾
(
らしやめん
)
上りの
老婆
(
ばあさん
)
とは違つて、金はあつても壽命のない男だと見える。吾儕は斯の不幸な亭主の沈んで居るといふ洞を望んで通つた。
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
洋妾(らしやめん)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
ラシヤメン
(逆引き)
が、さうとすればそれは金のかかつた癖に下品な西洋人好みのけばけばしい着附、厚かましい物ごしを想像させる
洋妾
(
ラシヤメン
)
に違ひなかつた。無論、藝者の感じではなかつた。
女盗
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
洋妾(ラシヤメン)の例文をもっと
(2作品)
見る
やうせふ
(逆引き)
日本娼婦の
数
(
すう
)
は
坡港
(
はかう
)
許
(
ばか
)
りで現に六百四五十人(
此
(
この
)
外に
洋妾
(
やうせふ
)
となつて居る女は百人もある
相
(
さう
)
だ。)あると云ふから、
印度
(
インド
)
、濠洲、南洋諸島へ掛けては六七千人にも
上
(
のぼ
)
るのである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
洋妾(やうせふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“洋妾(
羅紗緬
)”の解説
羅紗緬(らしゃめん、羅紗綿)は、綿羊のことで、日本においてもっぱら外国人を相手に取っていた遊女、あるいは外国人の妾となった女性のことを指す蔑称。洋妾(ようしょう)、外妾(がいしょう)とも言われる。
(出典:Wikipedia)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
妾
漢検準1級
部首:⼥
8画
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