“ラシヤメン”の漢字の書き方と例文
ひらがな:らしやめん
語句割合
洋妾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、さうとすればそれは金のかかつた癖に下品な西洋人好みのけばけばしい着附、厚かましい物ごしを想像させる洋妾ラシヤメンに違ひなかつた。無論、藝者の感じではなかつた。
女盗 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
私はまた二三年ぜん、大阪の天王寺行きの電車のなかで、洋妾ラシヤメンでもしてゐたらしい女が、両手の指に、みんなで十二個の金の指環をはめてゐるのを見かけたことがあつた。