“齎”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
もたら66.1%
もた32.7%
0.3%
たまもの0.3%
ひと0.3%
もら0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“齎”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸100.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そこで彼は少くとも現在以上の動揺を心にもたらさない方便として、成る可く眼を演壇から離さないような工夫くふうをした。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
間もなく、W駅の本屋ほんおくの方から一人の駅手が飛んで来て、H機関庫から首実検の連中が到着したとの報告をもたらした。
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
諸君は軽率に真理を疑っていいのであろうか? なぜならば、それは諸君の生涯に様々な不運をもたらすに相違ないからである。
風博士 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
あの雑器と呼ばれる器の背後には、長き年月と多くの汗と、限りなき繰返しとがもたらす技術の完成があり、自由の獲得がある。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
そうして福田君を社長にして自分が先輩を乗り越えて副社長の地位に坐り込んで、その勢で選挙に出馬して首尾よく代議士の議席をち得た、無論政友系として下野の鹿沼あたりから出馬したが、その背景には横田千之助がいたと思われる
生前身後の事 (新字新仮名) / 中里介山(著)
夫は決して人間の意識の独自的な動力によって形成されたものでもなければ、まして神的なものからのたまものでもない。
現代哲学講話 (新字新仮名) / 戸坂潤(著)
しかして我等をいと高うする眞理をば地にひとしゝ者の名を、はじめてかの山に傳へしものは即ち我なり 四〇—四二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
顔色がんしょく土のごとく恐怖せる洋妾ラシャメンを励まして、直ちにもららしめたる金貨百円を、三郎の前に差出さしいだせば、三郎はかずを検してこれを納め、時計を返附して応接室を立出で、待構えたる従者を呼べば、声に応じて大助猛然とあらわれたり。
金時計 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)