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齎
ふりがな文庫
“齎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もたら
66.8%
もた
32.0%
か
0.3%
たまもの
0.3%
ひと
0.3%
も
0.3%
もら
0.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もたら
(逆引き)
Tolède Andalousie
(
トレド アンダルジイ
)
の国々よ。燃上る
其
(
そ
)
の声もなき狂熱を、君いづこよりか
齎
(
もたら
)
せし。おそろしき
痴情
(
ちじょう
)
の狂ひかな。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
齎(もたら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
もた
(逆引き)
そのなかには
独逸
(
ドイツ
)
の古典的な曲目もあったが、これまで噂ばかりで稀にしか聴けなかった多くの仏蘭西系統の作品が
齎
(
もた
)
らされていた。
器楽的幻覚
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
齎(もた)の例文をもっと
(50作品+)
見る
か
(逆引き)
その勢で選挙に出馬して首尾よく代議士の議席を
齎
(
か
)
ち得た、無論政友系として下野の鹿沼あたりから出馬したが、その背景には横田千之助がいたと思われる
生前身後の事
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
齎(か)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
たまもの
(逆引き)
夫は決して人間の意識の独自的な動力によって形成されたものでもなければ、まして神的なものからの
齎
(
たまもの
)
でもない。
現代哲学講話
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
齎(たまもの)の例文をもっと
(1作品)
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ひと
(逆引き)
しかして我等をいと高うする眞理をば地に
齎
(
ひと
)
しゝ者の名を、はじめてかの山に傳へしものは即ち我なり 四〇—四二
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
齎(ひと)の例文をもっと
(1作品)
見る
も
(逆引き)
璧を
齎
(
も
)
ちて河を渡りける時、河の神の、璧を得まくおもふより波を起し、
蛟
(
みづち
)
をして舟を
夾
(
はさ
)
ましめ
其
(
そ
)
を
脅
(
おど
)
し求むるに遇ひしが、吾は義を以て求むべし、威を以て
劫
(
おびやか
)
すべからずとて
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
齎(も)の例文をもっと
(1作品)
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もら
(逆引き)
顔色
(
がんしょく
)
土のごとく恐怖せる
洋妾
(
ラシャメン
)
を励まして、直ちに
齎
(
もら
)
らしめたる金貨百円を、三郎の前に
差出
(
さしいだ
)
せば、三郎は
員
(
かず
)
を検してこれを納め、時計を返附して応接室を立出で、待構えたる従者を呼べば
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
齎(もら)の例文をもっと
(1作品)
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齎
漢検1級
部首:⿑
21画
“齎”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
谷崎潤一郎
木暮理太郎
幸田露伴
徳田秋声
江戸川乱歩
夏目漱石
小酒井不木
泉鏡花