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夾
ふりがな文庫
“夾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はさ
93.3%
はさん
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はさ
(逆引き)
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
齊
(
せい
)
の
軍
(
ぐん
)
の
善
(
よ
)
く
射
(
い
)
る
者
(
もの
)
をして、
(五三)
萬弩
(
ばんど
)
、
道
(
みち
)
を
夾
(
はさ
)
んで
伏
(
ふく
)
せしめ、
(五四)
期
(
き
)
して
曰
(
いは
)
く、『
暮
(
くれ
)
に
火
(
ひ
)
の
擧
(
あ
)
がるを
見
(
み
)
ば
倶
(
とも
)
に
發
(
はつ
)
せよ』
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
など戯れつつ力餅の力を
仮
(
か
)
りて上ること一里余杉
樅
(
もみ
)
の大木道を
夾
(
はさ
)
み元箱根の一村目の下に見えて秋さびたるけしき仙源に入りたるが如し。
旅の旅の旅
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
夾(はさ)の例文をもっと
(14作品)
見る
はさん
(逆引き)
“……
古
(
いにし
)
へ、松、桜、榎等の列樹、路を
夾
(
はさん
)
でありしを以て名くと云ふ”とある並木町のむかしに、もう一度、返したらどうか?……浅草にだって、一
ト
とこ位、無表情なビルディング街の
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
“並木町——
古
(
いにし
)
へ、松、桜、榎等の列樹、路を
夾
(
はさん
)
でありしを以て名くと云ふ。慶安頃まで、樹間に
草舎
(
くさや
)
ありて、草履
草鞋
(
わらぢ
)
など
販
(
ひさぎ
)
しのみなりしが、後漸く人家稠密に及び、遂に今の街衢をなす。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
夾(はさん)の例文をもっと
(1作品)
見る
夾
漢検1級
部首:⼤
7画
“夾”を含む語句
夾竹桃
夾雑物
夾撃
夾雑
夾翼
草夾竹桃
夾雑音
夾谷
夾襖
夾袋
夾苧漆
剣夾
夾紵
夾石道
夾波列爾
夾快
夾山
“夾”のふりがなが多い著者
福田英子
辻村伊助
尾崎紅葉
司馬遷
南方熊楠
小島烏水
久保田万太郎
正岡子規
幸田露伴
永井荷風