トップ
>
痴情
ふりがな文庫
“痴情”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちじょう
92.9%
ちじやう
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちじょう
(逆引き)
Tolède Andalousie
(
トレド アンダルジイ
)
の国々よ。燃上る
其
(
そ
)
の声もなき狂熱を、君いづこよりか
齎
(
もたら
)
せし。おそろしき
痴情
(
ちじょう
)
の狂ひかな。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
抱
(
いだ
)
いていたかも知れず
一概
(
いちがい
)
に利太郎であるとは断定し難いまた必ずしも
痴情
(
ちじょう
)
の
沙汰
(
さた
)
ではなかったかも知れない金銭上の問題にしても
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
痴情(ちじょう)の例文をもっと
(13作品)
見る
ちじやう
(逆引き)
男女の
痴情
(
ちじやう
)
を
写尽
(
しやじん
)
せんとせば、どうしても
房中
(
ばうちう
)
の事に及ばざるを得ず。されどこは役人の禁ずる所なり。故に小説家は最も迂遠な
仄筆
(
そくひつ
)
を使つて、やつと十の八九を
描
(
ゑが
)
く事となる。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
痴情(ちじやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“痴情”の意味
《名詞》
恋愛感情が度をこし、理性がきかない感情。
(出典:Wiktionary)
痴
常用漢字
中学
部首:⽧
13画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“痴情”で始まる語句
痴情関係
検索の候補
痴情関係
情痴
情痴沙汰
痴愚凡情
“痴情”のふりがなが多い著者
福田英子
大下宇陀児
永井荷風
谷崎潤一郎
織田作之助
海野十三
吉川英治
岡本かの子
芥川竜之介
坂口安吾