“痴情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちじょう92.9%
ちじやう7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
Tolède Andalousie(トレド アンダルジイ) の国々よ。燃上る其(そ)の声もなき狂熱を、君いづこよりか齎(もたら)せし。おそろしき痴情(ちじょう)の狂ひかな。
抱(いだ)いていたかも知れず一概(いちがい)に利太郎であるとは断定し難いまた必ずしも痴情(ちじょう)の沙汰(さた)ではなかったかも知れない金銭上の問題にしても
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
男女の痴情(ちじやう)を写尽(しやじん)せんとせば、どうしても房中(ばうちう)の事に及ばざるを得ず。されどこは役人の禁ずる所なり。故に小説家は最も迂遠な仄筆(そくひつ)を使つて、やつと十の八九を描(ゑが)く事となる。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)