“ちじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
地上93.8%
痴情6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ地上ちじやうたふれ、次々つぎ/\に×(6)き×(7)されるじう×(8)もとに、うしほ退しりぞくやうに全身ぜんしんからけてちからかん
入り口と周壁しうへきの或る部分ぶぶんにはむしろを下げ置きしなるべく、地上ちじやうには木材をならべ、其上に席、もの獸皮じうひ木皮抔もくひなどつらねて座臥の塲所とせしなるべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
男女の痴情ちじやう写尽しやじんせんとせば、どうしても房中ばうちうの事に及ばざるを得ず。されどこは役人の禁ずる所なり。故に小説家は最も迂遠な仄筆そくひつを使つて、やつと十の八九をゑがく事となる。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)