“全身”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぜんしん80.0%
からだじゅう6.7%
からだ3.3%
ごたい3.3%
まるで3.3%
みうち3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“全身”を含む作品のジャンル比率
産業 > 林業 > 林業(児童)100.0%
自然科学 > 医学 > 衛生学 公衆衛生 予防医学33.3%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)21.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
はぬまでに全身ぜんしんふるはし、すみからすみへといそいであゆはじめる
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
わぬまでに全身ぜんしんふるわし、すみからすみへといそいであゆはじめる
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しなやかではあるがあらい手で私の全身からだじゅうさすっている。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この一家の者は、父から子へ、子からまたその子へと、皆な親ゆずりの激しい情熱をもっていて、全身からだじゅうがその熱でもえ、それがこの人たちを駆って、とんでもない熱狂的なことをさせたり、狂気の沙汰とも云うべき献身的なことをやらせたり、果ては犯罪をさえ犯させるのでした。
寡婦 (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
すなわちその尾を枝に巻きつけて全身からだの重みを支えるばかりか時にはその尾を振り廻して行手をさえぎる雑木を叩くと丈夫の生木さえその一撃でもろくも二つに千切れて飛んであたかも鋭いまさかりなんどで立ち割ったようになるのであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ナメラというのは小さい鰒で、全身ごたいが真黒でヌラッとした見るからに気味きびの悪い恰好をしておりますが大抵の鰒好ふくくいが『鰒は洗いよう一つで中毒あたらん。しかしナメラだけはそう行かん』と申します。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
私は全身まるで耳でした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
冷遇ふりながら産を破らせ家をも失わしめたかと思うと、吉里は空恐ろしくなッて、全身みうちの血が冷え渡ッたようで、しかも動悸どうきのみ高くしている。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
吉里は全身みうちがぶるッと顫えて、自分にもわからないような気がした。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)