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みうち
ふりがな文庫
“
全身
(
みうち
)” の例文
冷遇
(
ふり
)
ながら産を破らせ家をも失わしめたかと思うと、吉里は空恐ろしくなッて、
全身
(
みうち
)
の血が冷え渡ッたようで、しかも
動悸
(
どうき
)
のみ高くしている。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
袖襟
(
そでえり
)
へ雪を吹入れて
全身
(
みうち
)
凍
(
こゞえ
)
て
息
(
いき
)
もつきあへず、大風四面よりふきめぐらして雪を
渦
(
うづ
)
に
巻揚
(
まきあぐ
)
る、是を雪国にて雪吹といふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
袖襟
(
そでえり
)
へ雪を吹入れて
全身
(
みうち
)
凍
(
こゞえ
)
て
息
(
いき
)
もつきあへず、大風四面よりふきめぐらして雪を
渦
(
うづ
)
に
巻揚
(
まきあぐ
)
る、是を雪国にて雪吹といふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
吉里は
全身
(
みうち
)
がぶるッと顫えて、自分にもわからないような気がした。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
熊の
居
(
ゐ
)
たる跡へ
坐
(
すはり
)
しにそのあたゝかなる事
巨燵
(
こたつ
)
にあたるごとく
全身
(
みうち
)
あたゝまりて
寒
(
さむさ
)
をわすれしゆゑ、熊にさま/″\礼をのべ猶もたすけ玉へと
種々
(
いろ/\
)
悲
(
かな
)
しき事をいひしに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“全身”の意味
《名詞》
全身(ぜんしん)
頭のてっぺんから足のつま先まで。
(出典:Wiktionary)
全
常用漢字
小3
部首:⼊
6画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“全身”で始まる語句
全身不随
全身一人立