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渦
ふりがな文庫
“渦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うず
62.0%
うづ
22.9%
うずま
7.3%
うづま
4.9%
うずまき
1.0%
うづまき
1.0%
ま
0.5%
ホルテックス
0.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うず
(逆引き)
季節とは関係なしに工場の中は暑く、石灰粉の微粒は
渦
(
うず
)
を巻いたり、
条
(
しま
)
を描いたりしながら、白くて厚い幕のように漂い
溢
(
あふ
)
れていた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
渦(うず)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うづ
(逆引き)
さて私の結婚
後
(
ご
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は、
渦
(
うづ
)
のやうにぐる/\と私どもを
弄
(
もてあそ
)
ばうとしました、今猶
多少
(
たせう
)
の渦はこの
身邊
(
しんぺん
)
を取り
圍
(
かこ
)
みつゝあるけれども
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
渦(うづ)の例文をもっと
(47作品)
見る
うずま
(逆引き)
バサリと音して、
一握
(
ひとにぎり
)
の綿が舞うように、むくむくと
渦
(
うずま
)
くばかり、枕許の棚をほとんど
転
(
ころが
)
って飛ぶのは、大きな、色の白い
蛾
(
ひとりむし
)
で。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
渦(うずま)の例文をもっと
(15作品)
見る
▼ すべて表示
うづま
(逆引き)
館
(
やかた
)
の
屋根
(
やね
)
に
渦
(
うづま
)
いてかゝりますと、
晝間
(
ひるま
)
の
寢床
(
ねどこ
)
——
仙人
(
せんにん
)
は
夜
(
よる
)
はいつでも
一睡
(
いつすゐ
)
もしないのです、
夜分
(
やぶん
)
は
塔
(
たふ
)
の
上
(
うへ
)
に
上
(
あが
)
つて、
月
(
つき
)
に
跪
(
ひざまづ
)
き、
星
(
ほし
)
を
拜
(
をが
)
んで
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
渦(うづま)の例文をもっと
(10作品)
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うずまき
(逆引き)
身に迫る危険、
擾乱
(
じょうらん
)
の
渦
(
うずまき
)
の中に投ぜられた時、彼は静かに『一……二……三……四……五……六……』と数を読み初める。かくする事一二分、心臓の鼓動は鎮まって、無念無想の妙境に達する。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
渦(うずまき)の例文をもっと
(2作品)
見る
うづまき
(逆引き)
彼の胸には無性に花やかな
渦
(
うづまき
)
が、わけもなく賑やかに波立つてゐた。——(決心したのだ、決してもう愚図/\しないんだ、俺だつて/\。)
明るく・暗く
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
渦(うづまき)の例文をもっと
(2作品)
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ま
(逆引き)
すぐ人波に
渦
(
ま
)
き込まれた。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
渦(ま)の例文をもっと
(1作品)
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ホルテックス
(逆引き)
どうも少し変っていると思っていたが、到頭ノルウェーで出したあの有名な
渦
(
ホルテックス
)
の論文の中の根本概念はやはりそこにあったのだ。
先生を囲る話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
渦(ホルテックス)の例文をもっと
(1作品)
見る
“渦”の意味
《名詞》
水などの流体が作る回転した流れ。
(出典:Wiktionary)
渦
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“渦”を含む語句
巴渦
渦巻
渦紋
旋渦
渦潮
渦流
盤渦
渦巻毛
渦中
渦卷
渦動
渦毛
大渦
大渦巻
渦環
渦福
渦捲
人渦
渦高
対流渦
...
“渦”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
夏目漱石
島崎藤村
吉川英治
谷崎潤一郎
林不忘
内田魯庵
国木田独歩
北原白秋