“渦巻毛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うずまきげ33.3%
うづまきげ33.3%
カール33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栗色の夥しい渦巻毛うずまきげを肩から胸まで波打たせて、黄色い裾の長いワンピース式の印度服を着ている。灰色の青白い光沢を帯びた皮膚に、濃い睫毛まつげに囲まれた、切目の長い二重瞼ふたえまぶた、茶色の澄んだ瞳。
冥土行進曲 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
腋下わきしたの おん渦巻毛うづまきげ
髪切虫 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それは夥しい、美しい黄金色こがねいろ渦巻毛カールを、大きな白麻しろあさの西洋枕の上に横たえている西洋人の女の児であった。
白菊 (新字新仮名) / 夢野久作(著)