“うづま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウヅマ
語句割合
32.3%
渦巻25.8%
渦卷22.6%
19.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼怒りをふくみてかく我にいへるをきける時我は今もわが記憶にうづまくばかりの恥をおぼえて彼の方にむかへり 一三三—一三五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
其処にあの遊蕩いうたうの気分が渦巻うづまき、三味線の音が聞え、赤いすそをチラホラさせた色の白い女達が往来し、老僧は老僧で
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
その表面ひようめんには袈裟襷けさだすきといつて、ぼうさんの袈裟けさのように格子型かうしがた區畫くかくした模樣もようをつけたものや、また流水紋りゆうすいもんといつてなが渦卷うづまきの模樣もようをつけたものもあり
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
常には見上る高枝たかきえだうづまりたる雪を天然てんねん足場あしばとして心のまゝきりとり、大かたは六を一人まへとするなり。