“遊蕩”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ゆうとう71.0%
あそび16.1%
いうたう11.3%
のらくら1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“遊蕩”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 絵画 > 漫画 挿絵 童画66.7%
文学 > フランス文学 > 小説 物語11.5%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌5.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
——遊蕩ゆうとう者の風俗を描いたある長編小説の純潔さが、どの新聞を見ても、多くの文学者の書信によって証明されていた。
以前、この氏の虚無思想は、氏の無頼ぶらい遊蕩ゆうとう的生活となって表われ、それに伴って氏はかなり利己的でもありました。
三人は青い影を縫い、白い花を浴びてゆくと、まだ宵ではあるが遊蕩あそびの客と見物人とが入りみだれて、押し合うような混雑であった。
半七捕物帳:40 異人の首 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ノズドゥリョフは三十五歳にもなっていながら、まるで十九か二十の青年と変りがなく、至って遊蕩あそびずきであった。
彼の述べる所によると、彼が遊蕩いうたうめないのも、実は人生を観ずる為の手段に過ぎぬのださうである。
点心 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
少年西洋に在りし為、三味線しやみせん御神燈ごしんとうを見ても遊蕩いうたうを想はず、その代りになまめきたるランプ・シエエドなどを見れば、忽ち遊蕩をおもふよし。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
吾家うちでは子供もふえる、小商売こあきないには手を焼く、父親おやじ遊蕩のらくらあてにもなりませんし、何程なんぼまさりでも母親の腕一つでは遣切やりきれませんから、いやでも応でも私は口を預けることになりました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)