“ゆうとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遊蕩91.0%
優等6.0%
夕祷1.5%
熊頭1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その大なるかまどのまわりに席を有しない人々も——野心家、利己主義者、空疎な遊蕩ゆうとう児なども——その色せた反映に身を暖めようとする。
その子の富士男はことし十五歳、学校はいつも優等ゆうとうであるうえに、活発かっぱつで明るく、年少者に対してはとくに慈愛じあいが深いところから、全校生徒が心服しんぷくしている。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
木曜日に彼女らは、日曜日と同じに大弥撒や夕祷ゆうとうやいろんな祭式を聞くようになっている。
帰路※別に出でたるに、土人小屋あり、一人いちにんの住する無きも、傍らに熊送りの為め熊頭ゆうとうを木に刺して久しく晒したるを以て白色はくしょくとなれる数個を見たり。珍らしく覚えて一個を携え帰れり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)