“遊蕩三昧”の読み方と例文
読み方割合
ゆうとうざんまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、二葉亭の文学というは人生に基礎を置く文学であって、単なる芸術一天張の享楽主義や遊蕩三昧ゆうとうざんまいや人情趣味の文学ではなかった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
遊蕩三昧ゆうとうざんまいに一生を送った剣術使いだから夢酔先生殆んど文章を知らぬ。どうして文字を覚えたかと云うと、二十一か二のとき、あんまり無頼な生活なので座敷牢へ閉じこめられてしまった。
青春論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
大学生の赤島哲也は遊蕩三昧ゆうとうざんまいをするようになった。
黒白ストーリー (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)