“刃物三昧”の読み方と例文
読み方割合
はものざんまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
理不尽りふじん阿魔女あまっちょが女房のいる所へどか/\へいって来て話なんぞをしやアがって、もし刃物三昧はものざんまいでもする了簡りょうけんなら私はたゞは置かないよ
何か言えば刃物三昧はものざんまいでもしかねない勢いであったからがんりきも全く閉口して、当分、外出もできないことになってしまいました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
東京に於いて女房に直せと云つて一度あつた如きかの女からの刃物三昧はものざんまいも、もう、今ではそんな恐れの必要がなかつた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)