“念仏三昧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねんぶつざんまい66.7%
ねんぶつさんまい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以来、四人の尼たちは、朝晩香華（こうげ）をたむけ、念仏三昧（ねんぶつざんまい）に日を送りながら、安らかな往生を遂げたと言われている。
現代語訳　平家物語：01 第一巻 (新字新仮名) ／ 作者不詳(著)
姉の出家に刺激され、妓女も十九で髪を下し、念仏三昧（ねんぶつざんまい）に日を送るようになった。二人の娘に尼になられた母もやがて後を追い、ひっそりした尼僧庵の生活に入ったのである。
現代語訳　平家物語：01 第一巻 (新字新仮名) ／ 作者不詳(著)
「何でも敲（たた）くが可（い）い。」とんとん。老爺（おやじ）は念仏三昧（ねんぶつさんまい）。
貧民倶楽部 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)