“黄道吉日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうどうきちにち62.5%
くわうだうきちにち12.5%
こうどうきちじつ12.5%
こうどうきつじつ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「貧乏性だわねえ、あんたは。今日は黄道吉日こうどうきちにちでしょ。お大尽だいじんの仕立て物には、ち祝いということをするもンなのよ、知らない?」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ば恐れての事ならんか町人の身として奉行を𫥇人なかうどに立んこと世に勿體もつたいなき譯なればと親類一どう連署れんしよして此くだり辭退じたいし終りぬ兎角とかくするうち新築しんちくまつた出來しゆつたいせしかば親子お金を其所に移し黄道吉日くわうだうきちにち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
黄道吉日こうどうきちじつなどと云って、そんな日には江戸じゅうに幾百組も結婚式があるかわからない、日本全国にしたらたいへんなものだろう、しかし妹と親友の二た組がかち合うのには弱った
主計は忙しい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
最後さいごに、『二人ふたりあいだ子供こどもができたらそれをる』という約束やくそくちまして、とうとう黄道吉日こうどうきつじつえらんでめでたく婿入むこいりということになったのでした。