“裁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さば50.0%
37.5%
3.8%
たち2.5%
1.3%
さい1.3%
さばき1.3%
つく1.3%
わずか1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“裁”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語9.6%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語6.5%
文学 > 英米文学 > 小説 物語5.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「薄情なやうだが、とつさんのためだ。子分衆を手一杯に働かせて、お品さん一人の手にこいつをさばいて見る氣はないか」
夫婦喧嘩は犬も喰わないというが、南蛮寺のばてれんが通りかかればその夫婦喧嘩にまで立ち入って、ねんごろにさばいてやる。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、歸途かへりに買つて來た——一圓某の安物ではあるが——白地の荒い染の反物をつて、二人の單衣を仕立に掛つた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
五左衛門も異存はない。さっそく水干をって、白布に縫い合せ、白と紫つなぎの一りゅうの旗を作らせた。そして、
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
せつかく織り上げた上帛ハタを、つたりつたり、段々布は狭くなつて行く。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
せつかく織り上げた上帛ハタを、つたりつたり、段々布は狹くなつて行く。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
小野田は時々外廻りに歩いて、あとは大抵店でたちをやっていたが、すきがありさえすれば蓄音器をいじっていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「医者に勧められて湯治に来たといえば、それで済むんだよ。事によったら、上さんあの店を出て、この人にたちをやってもらって、独立ひとりだちでやるかも知れないよ」
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
われわれの惱みと切ない腐りをりさり
季節の馬車 (旧字旧仮名) / 佐藤惣之助(著)
この流の人は、改進政談家をもって自からおり、肉をさいするをいさぎよしとせずして、天下を裁するの志を抱き、政府に対してこれに感服せざるのみならず、つねに不平を訴うるほどのことなれば、その心志のとどまるところは、かえって政府の上流にありといわざるをえず。
学者安心論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
と役人は、さばきをするときの姿勢に坐つていつた。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
そを見るに橘樹の小さなる、指頭ゆびさきほどあるを、細やかにつくりなせり。
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
寛五郎は今の津軽伯で、当時わずかに十七歳であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)