“裁可”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいか80.0%
ゆるし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
意見書は、将軍家の手元へ差出されて、唯、将軍家の裁可さいかによるというほか、執る道がなかった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と安子夫人は結婚後初めて良人の道楽を機嫌よく裁可さいかした。
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
それはさてき、みことはそのさい二晩ふたばんほどおとまりになって、そのままおかえりになられましたが、やがてみかどのお裁可ゆるしあおぎてふたた安芸あきくににおくだあそばされ