“さいか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サイカ
語句割合
災禍26.5%
裁可11.8%
蔡和8.8%
雑賀8.8%
彩霞5.9%
最下5.9%
歳華5.9%
再嫁2.9%
塞下2.9%
柴火2.9%
腮下2.9%
臍下2.9%
西下2.9%
西家2.9%
西河2.9%
顋下2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閉じ永劫えいごう不変の観念境へ飛躍ひやくしたのである彼の視野には過去の記憶きおくの世界だけがあるもし春琴が災禍さいかのため性格を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
と安子夫人は結婚後初めて良人の道楽を機嫌よく裁可さいかした。
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「むむ……なるほど。ではご苦労だが足ついでに、甘寧かんねいの部隊へ行って、甘寧のもとにおる蔡和さいか蔡仲さいちゅうの様子をひとつ見ておいてくれんか」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
義昭は、またあたふたと、紀州方面へ遁走とんそうした。そして、熊野の僧や、雑賀さいかの徒を、しきりと煽動せんどうして
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
汴城べんじょう城下、花の都。冬ながら宋朝文化爛漫らんまんな千がい万戸ばんこは、人の騒音と賑わいで、彩霞さいか、煙るばかりであった。禁裡きんりの森やら凌烱閣りょうけいかく瑠璃瓦るりがわらは、八省四十八街のその遠方此方おちこちにのぞまれる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しんち五じやうけり、の・しやうたる、士卒しそつ最下さいかなるもの衣食いしよくおなじうし、ぐわするにせきまうけず、くに(七〇)騎乘きじようせず、みづかかてつつになひ、士卒しそつ勞苦らうくわかつ。そつ(七一)しよものり。
余ヤ土陽僻陬どようへきすうノ郷ニ生レ幼時早ク我父母ヲうしなヒ後初メテ学ノ門ニ入リ好ンデ草木ノ事ヲおさまた歳華さいかノ改マルヲ知ラズ其間斯学ノタメニハ我父祖ノ業ヲ廃シ我世襲せしゅうノ産ヲ傾ケ今ハ既ニ貧富地ヲ疇昔ちゅうせき煖飽だんぽうハ亦いずレノ辺ニカ在ル蟋蟀こおろぎ鳴キテ妻子ハ其衣ノ薄キヲ訴ヘ米櫃べいき乏ヲ告ゲテ釜中ふちゅう時ニ魚ヲ生ズ心情紛々いずくんゾ俗塵ノ外ニ超然ちょうぜんタルヲ
それというのも父はアイザックの生まれる前に病気で死んでしまい、母親は一旦他家に再嫁さいかしたのに、そこでまた夫に死別してニュートンの生家に帰って来たからでした。
ニュートン (新字新仮名) / 石原純(著)
且つげんえいなお存して、時に塞下さいかに出没するを以て、辺に接せる諸王をして、国中こくちゅうに専制し、三護衛の重兵ちょうへいを擁するを得せしめ、将をりて諸路の兵をすにも
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一、夏夜の烟戯えんぎは尤も厳禁なり、但し林間に黄葉を焼き霜旦そうたん雪夕柴火さいかもて寒を防ぐは制外とす
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
榛軒は庚寅の年に侯に扈随して福山に往つた時、午後屡轎中に仮寐かびした。そして涎が流れて襟をうるほした。榛軒は自ら白布を截つて涎衣よだれかけを製し、かごのぼる毎にこれを腮下さいかに懸けた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
晋「馬鹿を云いなさい、人間が心を臍下さいかに落付けていさいすれば決して狐狸にばかされるものでないから」
近く、義貞はまた、尊氏追討ついとうの軍をもよおして、再び西下さいかしなければならぬ。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いつなりけん、みちすがら立寄りて尋ねし時は、東家とうかおうなはた織りつつ納戸の障子より、西家さいかの子、犬張子いぬはりこもてあそびながら、日向ひなたの縁より、人懐しげにみまもりぬ。
一景話題 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
孫乾そんけん西河さいかの岸に舟をそろえて避難民を渡してやるがよい。糜竺はその百姓たちを導いて、樊城へ入れしめよ。また関羽は千余騎をひきいて、白河はくが上流に埋伏まいふくして、土嚢どのうを築いて、流れを
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
くづちたるついぢの石に、三頭の馬を繋ぎたるが、皆おの/\顋下さいかりたる一束のまぐさを噛めり。