“蔡仲”の読み方と例文
読み方割合
さいちゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実はすでに——東の方は峴山けんざんの道を、蔡和さいかの手勢五千余騎で塞がせ、南の外門路一帯には、蔡仲さいちゅうに三千騎をさずけて伏兵とさせてある。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ていの君がその臣蔡仲さいちゅうの専横を憎んで、蔡仲のむこに命じて彼を殺害させようとした時に、蔡仲の娘がそれと知って、もしこの事を父に告げると、夫が父のために殺されるし
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
「むむ……なるほど。ではご苦労だが足ついでに、甘寧かんねいの部隊へ行って、甘寧のもとにおる蔡和さいか蔡仲さいちゅうの様子をひとつ見ておいてくれんか」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)