“峴山”の読み方と例文
読み方割合
けんざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実はすでに——東の方は峴山けんざんの道を、蔡和さいかの手勢五千余騎で塞がせ、南の外門路一帯には、蔡仲さいちゅうに三千騎をさずけて伏兵とさせてある。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
強い馬と、精猛な兵とを、五百余騎そろえて射手いてをその中にまじえ、敵の囲みを破ったら、まず峴山けんざんへ上るがよい。必ず敵は追撃して来よう。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孫堅が、馬を向けると後から後から駈けつづいて来た部下も、どっと、峴山けんざんの登りへかかりかけた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)