“鄭”の読み方と例文
読み方割合
てい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ていに賢人ありて鄭国滅びたるは賢人の言を聞きながら少しも用いなんだからと、室鳩巣むろきゅうそうが言ったも思い当る。それにサアどうだ。
おぬしが関西五路かんせいごろの顔役ていをなぐり殺したため、おれたちにまで、役人の手が伸びて、片っぱしから牢へぶちこみ始めやがった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いらっしゃい」とていは私を見るなりすぐに「いいもの上げようと思って待っていましたよ」と机の抽斗ひきだしから一通の手紙を出して私に渡した。