“さいが”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サイガ
語句割合
雑賀41.7%
宰我25.0%
彩画8.3%
才賀8.3%
最賀8.3%
齋賀8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは六十何年前のことで、ともに宇井可道翁の『璞屋随筆ぼくおくずいひつ』の中に載せられてあるという(雑賀さいが貞次郎君報)。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それが直弟子たる宰我さいがの口に上るはずのないことはもちろんであるが、子貢が孔子を政治の批判者、百王の批判者として絶讃していることも、『論語』における子貢に合わない。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
「羊皮の紅い革櫃かわびつだ。ふち雷紋らいもん金箔押はくおし、四方の横にもまた精巧な彩画さいがで、牡丹の花に、まり遊びの獅子ししがえがいてある……」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
円遊門下の人気男小円遊の「若旦那」、才賀さいがせがれ伝枝の「アンパン」などはよくある手で、いわれる当人も平気な顔。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)
そしてあたし、いろいろ考えた末に、最賀さいがさんにお願いして、これから当分、同居して戴くようにしました。
偽悪病患者 (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
齋賀さいが琴子さんは矢張り宮田先生のお宅で勉強してお出になります。二月号に短歌をどつさり頂けることになつてゐます。