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贏
ふりがな文庫
“贏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
87.0%
あま
3.3%
かち
3.3%
もう
2.2%
かちえ
1.1%
にな
1.1%
の
1.1%
まう
1.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
到る所で私は『校長の子』といふハンディキャップの下に、特別に仲間入りをさせて呉れる尊敬を彼等の間に
贏
(
か
)
ち得たからであつた。
父の死
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
贏(か)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あま
(逆引き)
されば農家は三年耕して一年の
糧
(
かて
)
を
贏
(
あま
)
し、政府も租税の取り
心
(
ここ
)
ろよく、わが三府六十県の人民、すなわち当今猫も
杓子
(
しゃくし
)
も
唱
(
となえ
)
おる、わが三千五百万の
兄弟
(
けいてい
)
は
禾花媒助法之説
(新字新仮名)
/
津田仙
(著)
贏(あま)の例文をもっと
(3作品)
見る
かち
(逆引き)
成金だとか、何とかよく新聞などに、彼等の豪奢な生活を、謳歌してゐるやうですが、金で
贏
(
かち
)
うる彼等の生活は、
何
(
ど
)
んなに単純で平凡でせう。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
贏(かち)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
もう
(逆引き)
趣向は専ら
軍
(
いくさ
)
と恋なり、みな一主人に
隷
(
したが
)
ってその営利のために働く、もし主人過分に
贏
(
もう
)
けて
訟
(
うった
)
えらるれば死刑に逢う。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
贏(もう)の例文をもっと
(2作品)
見る
かちえ
(逆引き)
彼のすべての努力は単に疲労をもたらすばかりであって、とうてい勝利を
贏
(
かちえ
)
させはしないだろう。正しき出発点をとらないものは、あたかも誤ったコースに従って走る選手である。
語られざる哲学
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
贏(かちえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
にな
(逆引き)
秦
(
しん
)
を
撃
(
う
)
ち五
城
(
じやう
)
を
拔
(
ぬ
)
けり、
起
(
き
)
の・
將
(
しやう
)
たる、
士卒
(
しそつ
)
の
最下
(
さいか
)
なる
者
(
もの
)
と
衣食
(
いしよく
)
を
同
(
おな
)
じうし、
臥
(
ぐわ
)
するに
席
(
せき
)
を
設
(
まう
)
けず、
行
(
ゆ
)
くに
(七〇)
騎乘
(
きじよう
)
せず、
親
(
みづか
)
ら
糧
(
かて
)
を
裹
(
つつ
)
み
贏
(
にな
)
ひ、
士卒
(
しそつ
)
と
勞苦
(
らうく
)
を
分
(
わか
)
つ。
卒
(
そつ
)
に
(七一)
疽
(
しよ
)
を
病
(
や
)
む
者
(
もの
)
有
(
あ
)
り。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
贏(にな)の例文をもっと
(1作品)
見る
の
(逆引き)
放翁告帰(退官して隠居すること)の三年、舎東の
茀地
(
ぶつち
)
(草の生ひしげる土地)を闢く。南北七十五尺、東西或ひは十有八尺にして
贏
(
の
)
び、或ひは十有三尺にして縮まる。
小国寡民
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
贏(の)の例文をもっと
(1作品)
見る
まう
(逆引き)
一弗
贏
(
まう
)
けようと骨を折らうよりは、一銭贏けて餓ゑてもよいと云ふ人物の一人でした。
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
贏(まう)の例文をもっと
(1作品)
見る
贏
漢検1級
部首:⾙
20画
“贏”を含む語句
輸贏
贏得
贏利
贏利虚妄
贏目
贏財
“贏”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
中里介山
与謝野寛
辰野隆
徳冨蘆花
谷崎潤一郎
岩野泡鳴
ニコライ・ゴーゴリ
ワシントン・アーヴィング
水野仙子