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疽
ふりがな文庫
“疽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そ
66.7%
しよ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そ
(逆引き)
士卒のなかに、
疽
(
そ
)
というきたない
腫物
(
はれもの
)
を病む者がありましたのを、陣を見廻って来た呉子が見て、口をつけて
腫物
(
はれもの
)
を吸ってやった。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
毅堂はこの年某月背部に悪性の腫物
疽
(
そ
)
を発して
病褥
(
びょうじょく
)
に就いたので黒田家の扶持を辞した。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
疽(そ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しよ
(逆引き)
秦
(
しん
)
を
撃
(
う
)
ち五
城
(
じやう
)
を
拔
(
ぬ
)
けり、
起
(
き
)
の・
將
(
しやう
)
たる、
士卒
(
しそつ
)
の
最下
(
さいか
)
なる
者
(
もの
)
と
衣食
(
いしよく
)
を
同
(
おな
)
じうし、
臥
(
ぐわ
)
するに
席
(
せき
)
を
設
(
まう
)
けず、
行
(
ゆ
)
くに
(七〇)
騎乘
(
きじよう
)
せず、
親
(
みづか
)
ら
糧
(
かて
)
を
裹
(
つつ
)
み
贏
(
にな
)
ひ、
士卒
(
しそつ
)
と
勞苦
(
らうく
)
を
分
(
わか
)
つ。
卒
(
そつ
)
に
(七一)
疽
(
しよ
)
を
病
(
や
)
む
者
(
もの
)
有
(
あ
)
り。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
疽(しよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
疽
漢検1級
部首:⽧
10画
“疽”を含む語句
壊疽
人面疽
脱疽
瘭疽
癰疽
其疽
悪疽
模造人面疽
疱疽
脾脱疽病
面疽
骨壊疽
骨疽
“疽”のふりがなが多い著者
司馬遷
吉川英治
永井荷風