“病”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまい37.4%
27.0%
やまひ11.8%
やま4.3%
わずら3.3%
やみ3.1%
わづら2.6%
わず1.9%
びやう1.4%
やめえ0.9%
やめ0.9%
びょう0.7%
なや0.7%
いたつき0.5%
へい0.5%
はなはだ0.2%
いた0.2%
いたづき0.2%
べう0.2%
みち0.2%
やつ0.2%
やみつき0.2%
やむ0.2%
わずらい0.2%
わづらひ0.2%
わる0.2%
マニア0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お縫は、つとめて、ほほ笑みを作り、どうして、久しぶりの良人を慰めようか、自分も、楽しもうか、そぞろ、いのも忘れて
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
初更るや、めるなよやかにきて、粉黛盛粧都雅め、女婢をして駿馬引出させ、きて階前より飜然る。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
といふのが、時節柄さのため、可恐流行つて、つたなどといふは、から一石灰だらけぢやあるまいか。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
たとえば療法にも信仰だの加持祈祷だのを混合する。もちろん病気によってはいわゆるいもあるから、心の持ちようでる病気もあろう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
そのためによしって死んだって、また恥ずべき名が世間に立とうとも自分ひとりのことである。何人にもどうしてくれといいたくない。
霜凍る宵 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
には元禄七年甲戊十月十二日「枯埜をかける」の一句をのこして浪花の花屋が旅囱客死せり。是挙世の知る処なり。
滝は、彼等の誰とも親しくなつてゐたが、彼等の方言が余りに滑らかで、極限されてゐたので、心をはされることがなかつた。
山を越えて (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
こんなバラックでらっては、さぞ心細かったことだろう。可哀そうに。……お前も体を気を付けなよ。え、不養生をしちゃ駄目だぜ。
或る別れ (新字新仮名) / 北尾亀男(著)
富木どのの御物がたり候は、このはわ(母)のなげきのに、りんずう(臨終)のよくをはせしと、がよくあたり、かんせしのうれしさ
は矢切の婆アでございます、今度は又飛んだ行違えから伊之助さんがえれえになったと云うは、私どもで怨んでるという訳なんで
天地呼吸して万物生育也。天地の呼吸ふ時は暑寒時にぜず、大風大雨其余さま/″\の天あるは天地のる也。天に九ツのあり、これを九天といふ。
からかねえでも、おいらの見透しだて。——人間は、四百四だというが、さん、おめえのは、あつらえかもれねえの」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
「像の数を盛んに殖さないと吾等の市の繁栄に関はるばかりでなく、就職難にんでゐる若者達の救ひ道が開けないからな。」
山彦の街 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
勿論、彼等とても一代の名医たち、中には浪路のが、秘密な気苦労から出たものであろう位なことは、て取ったものもあったのであろうものの、うっかりした事のいい切れぬ人達のこととて
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
露伴子はその著當世外道の面に於いて、柔弱者の口をりて我に戲れていはく。鴎外は技術論者にして、學校教師たるに適すと。是言れり。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
「子し」の章と並べているのも変であるし、顔淵の語にも痛切に響くものがない。用心して読むべき個所と思われる。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
たる程の腫物出來てむこと甚だしく自由には起居も成ざればお花は又もやきて以前の醫者をて見するに此度は醫師もを傾け是は何共名付難き腫物なり何にもせよ口を明て毒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その後もない十二年の歳のに、は三つ時分からの持喘息に新しい療法見されたといふので、母とにはる/″\上したが
だがお米の平常を思うと、血のを起こして泣いたり、わがままをいって飛びだしたり、平気で帰ったりすることは、阿波にいた頃からありがちで、それに、こんな手紙をよこして
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
叔母、この肺病というばかりは恐ろしいもんですね、叔母もいくらもご存じでしょう、の病気が夫に伝染して一家総だおれになるはよくあるです
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
見物あれと無理にむる故毎度の然々るも氣の毒と思ひ或日夕暮より兩人同道にて二丁町へ到り其處此處と見物して行歩中常盤屋と書し暖簾の下りし格子の中におときといふ女の居りしが文藏不※恍惚みける佐五郎はやくも見付か文藏に私語其家へ上りしがにて文藏は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
黙翁は老いてに至って、福山氏に嫁した寿美を以て、善庵にを告げさせ、本姓に復することを勧めた。しかし善庵は黙翁の撫育の恩に感じてわず、黙翁もまた強いて言わなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
然し定基は何彼と尋ねると、いずれ五位六位ほどの妻であろうか、夫の長いの末か、或は何様いうかの事情の果にいたく窮乏して、如何ともし難くなって
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「えい、何しろ長い間のやさかい、大変弱つてござるわいね。まあ看病のお陰で今まで……」と一人が言つた。
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
目のなのであった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
友人はこれを聴いて、君助は孤独の寂しさから、少女にかかつて、どの女も処女だと思ひ込むのだといつたが、君助はそれでもいゝ、結局男の望む理想の女はさうした女なのだと言ひ放つた。
小町の芍薬 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)